南京大虐殺の生存者、100歳の誕生日を子孫と祝う―江蘇省南京市

Record China    2007年4月2日(月) 16時22分

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2007年3月31日、江蘇省南京市の老人ホームで、南京大虐殺の生存者・徐鳳英さんが100歳の誕生日を迎え、集まった118人もの子孫がこの歴史的な日を祝った。

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2007年3月31日、江蘇省南京市の金康老人ホームで、南京大虐殺の生存者・徐鳳英(シュー・フォンイン)さんが100歳の誕生日を迎えた。この日は雷雨というあいにくの天気にもかかわらず、徐さんの誕生日を祝うため、全国各地から118人もの子孫が大集合した。

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誕生日会の会場となったのは、金康老人ホームの会議室。普段は殺風景な部屋をたくさんの花で飾り、バースデー・ケーキが運び込まれ、118人の子孫たちは誕生日の歌を合唱した。徐さんは南京大虐殺の生き残りの1人で、なかでも100歳という年齢は最高齢となる。

徐さんは、先日骨折した足が回復していなかったため、ベッドの上での誕生会となった。しかし、苦難の時代を生き抜き、100歳という記念すべき日を迎えた徐さん。子孫から送られた赤いセーターと赤い帽子を身につけ、感無量の様子だった。(翻訳/編集・高口康太)

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