高齢者を訪ねて<習近平氏が語る国民生活の物語(三)>

CRI online    2019年3月27日(水) 12時5分

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車椅子に乗る父親の習仲勲さん、家族と一緒の習近平総書記 中国社会は高齢化が進んでいます。2050年ごろには、全人口の34.9%にあたる4億8700万人が高齢者になると予測されています。お年寄りが安心して老後を過ごすにはどうするか、これは習近平総書記が常に気にかけていることです。 ...

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車椅子に乗る父親の習仲勲さん、家族と一緒の習近平総書記

 中国社会は高齢化が進んでいます。2050年ごろには、全人口の34.9%にあたる4億8700万人が高齢者になると予測されています。お年寄りが安心して老後を過ごすにはどうするか、これは習近平総書記が常に気にかけていることです。

 習近平氏は2012年に中国共産党中央委員会総書記に就任して以来、国内各地を視察する際には、高齢化対策の実態を調べるため必ずお年寄り向けの施設を訪れています。

母親の斉心さんと手をつなぎ散歩する習近平総書記

 中国で最も早く高齢化社会に突入した大都市の上海。中でも虹口区は60歳以上の人口が全体の40%を占めています。習近平総書記は去年11月6日、区内にある市民ホールを訪れ、施設内に設けられたデイケアセンターでこう語りました。「高齢化問題は中央政府が最も関心を寄せる問題の一つだ。我々はもう高齢化社会に入っており、お年寄りの暮らしはどうか、どう介護するか、健康状態はどうか、こうしたことが国民の幸せな生活の中で重要なことだ。よって、ここで皆さんがしていることはとても意義がある。みんな喜んでいるようだ。日々を楽しく、いつまでも楽しく暮らすように」。

上海市虹口区内のデイケアセンター。お年寄りと歓談する習近平総書記

 少しでも多くのお年寄りへ介護政策を実行していくかは、中国の最高指導者が常に気を配る問題です。虹口区は先ごろ、介護サービスの充実化を目指す3年間の行動計画を発表しました。2021年末までにデイケアセンターを60ヵ所、高齢者用の飲食店を100ヵ所設け、また介護業務従事者を500人とするとのことです。

2013年2月、甘粛省蘭州の養老院。お年寄りに料理を届ける習近平総書記

 中国は沿海地区だけでなく西部の省などでも様々な高齢者サービスを施しています。甘粛省蘭州市城関区では、数年前に高齢者向けの飲食店などが開設されたほか、サービスを自宅から電話注文できる「仮定の養老院」を設立しました。習近平総書記は2013年2月4日にここの飲食店を訪ね、ほかほかの料理を食卓まで運びました。

2013年11月、土家族苗族自治州十八洞村。村民の石爬専さん一家と談笑する習近平総書記

 また習近平総書記はこの年に湖南省を視察した際、狭い山道を歩き、土家族苗族自治州十八洞村のある貧しい家庭を訪問しました。ここに住むお年寄りの石爬専さんは、「ついに来てくれた。偉大な指導者で、われわれ庶民を気にかけてくれている」と言いました。習近平総書記はこれに対して「私は人民の公僕だ」と答えました。(提供/CRI

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