習主席「エコな開発の理念を確立すべき」

CRI online    2019年3月27日(水) 12時4分

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 中国は、経済や社会の発展及び人口状況を踏まえて、食糧確保のための最低限の耕地面積を1億2000万ヘクタールとしています。 習近平国家主席はこれについて、「最低ラインをしっかりと守り、食糧を中心とした重要な農作物の供給を確保する必要がある。これは第19回党大会における農村振興戦略...

 中国は、経済や社会の発展及び人口状況を踏まえて、食糧確保のための最低限の耕地面積を1億2000万ヘクタールとしています。

 習近平国家主席はこれについて、「最低ラインをしっかりと守り、食糧を中心とした重要な農作物の供給を確保する必要がある。これは第19回党大会における農村振興戦略の大切な任務だ」と改めて強調しました。

 習主席はまた、「地方政府は、土地を法的に管理する体制を整え、違法な行為を許さないよう責任を持つべきだ」と述べました。

 生態環境の優先とエコな開発は、中国が質の高い発展を進める新しい方法です。農村部でこれを実施するには、まず住環境を改善する必要があります。これは、中国の最高指導者である習近平国家主席からの全人代の代表への回答の一つです。

 中国は、去年から3年計画で農村部の生活環境の整備に取り組んでいます。習主席は、この事業を着実に推進し、農業の環境保護や汚染対策に努め、また農作物の産地の環境モニタリング体系を整備して、庶民が安全で信頼できる農産物を食べられるようにすべきだと強調しました。

 習主席はこの日、全人代で、地方代表団の政府活動報告に対する審議に出席した際、農村振興に向けて、交通輸送や農業用水、飲み水、物流、ブロードバンドといったインフラ整備へ様々な民間資本の導入や支援をすべきだと述べました。

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