2019年3月26日、中国メディアの新浪財経によると、イタリア政府の高官がこのほど、さらに二つの欧州の国が中国の提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」への参加を望んでいると発言した。

記事によると、中国・海南省で26日に開幕したボアオ・アジアフォーラム2019年年次総会の世界経済の見通しに関するテレビフォーラムで、イタリア経済発展省のミケーレ・ジェラーチ次官は、「イタリアが先進7カ国（G7）メンバーとして初めて一帯一路に関する覚書に署名したのは、経過した時間を補うためだ。欧州連合（EU）は表面上、足並みがそろっているように見えるが、どの国にも自主性がある」「過去10年間、イタリアと中国との間の貿易協力は相対的に停滞している。イタリアは政府間のより多くの合意を必要としている。実際のところ、欧州諸国は一帯一路に参加することを望んでおり、この機会に参加することを望んでいる」などと述べた。

ジェラーチ次官はまた、「さらに二つの欧州の国が一帯一路への参加を望んでいるが、ここで具体的に明らかにすることはできない」とも述べたという。（翻訳・編集/柳川）