高支持率の中、金融緩和、日銀人事、TPPで成功を狙うアベノミクス=“ロングパット”成功なるか―台湾紙

Record China    2013年2月26日(火) 14時51分

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24日、台湾紙・聨合報は、安倍晋三首相がオバマ大統領に山形県のゴルフクラブメーカー「山田工房」のパターを贈ったことを紹介、「安倍政権が“ロングパット”を成功させるには、手に馴染む道具だけではなく、繊細な感覚と芝目を読む観察力が必要だ」と報じた。資料写真。

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2013年2月24日、台湾紙・聨合報は、安倍晋三首相がオバマ大統領に、山形県のゴルフクラブメーカー「山田工房」のパターを贈ったことを紹介し、「高支持率を得た安倍政権が“ロングパット”を成功させるには、手に馴染む道具だけではなく、繊細な感覚と芝目を読む観察力が必要だ」と報じた。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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政権引き継ぎの過渡期もなく、安倍政権は日銀の通貨政策に協力に介入し、「三本の矢」といわれる財政改革政策を打ち出し、学者やメディアはこれを「アベノミクス」と名付けた。

なぜ「アベ」という言葉が加えられたのか。それは、首相が「安倍らしいやり方を見せたい」と、明確に述べているからだ。あるメディアは、第1次、第2次安倍政権の閣議について興味深い比較をしている。慣例によれば、安倍首相が閣議室に入り、座るまで閣僚は立って待つことになっている。

6年前、閣僚たちは首相が入室するとようやくお喋りをやめて、ばらばらと立ち上がり、腰掛けると再びヒソヒソ話を始めていた。今年の閣議では、閣僚は皆一言も発さずに座り、安倍首相が入室すると一斉に立ち上がっていた。これこそが、安倍氏の支持率が前回の50%から76%に跳ね上がった理由だ。

TPPへの加盟は菅直人政権の決定を引き継いだものだが、自民党内部では「前政権の政策をひっくり返せ」という声はいまだ根強い。現在778〜252%という高い関税に守られている農家にとって、TPP加盟による衝撃は到底受け入れられるものではない。

自民党は昨年10月の総選挙で、聖域なき関税撤廃が前提である場合は交渉に参加しないという公約を打ち出していた。

足を引っ張る身内や、野党民主党による好意とは限らない応援の声に対し、安倍首相は「最終的には私が判断を下す」と述べた。

金融緩和、日銀人事、TPPに至るまで、安倍首相はこの“ロングパット”に賭けている。判断を誤ればホールインどころか、ボールはグリーンを越えてバンカーに落ちてしまうことになるだろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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