韓国フィギュア女子選手が故意に傷つけられたと訴えるも国際スケート連盟は「ただの事故」と却下―中国メディア

Record China    2019年3月24日(日) 10時30分

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22日、文匯は、韓国フィギュア選手が故意に傷つけられたと訴えたが、国際スケート連盟は「事故」と判断したと伝えた。資料写真。

2019年3月22日、文匯は、韓国フィギュア女子選手が故意に傷つけられたと訴えたが、国際スケート連盟は「事故」と判断したと伝えた。

記事は、「これまでずっと平穏だったフィギュアスケートの世界に、この2日ほどで争いが発生した」と紹介。米国のマライア・ベルが練習中に韓国の林恩讐(イム・ウンス)に意図的にぶつかり、林にスケートの刃で足にけがをさせたとして、20日に韓国スケート連盟が国際スケート連盟(ISU)へ申し立てを行ったことを伝えた。

22日、国際スケート連盟の要求に応じてフィギュアスケート世界選手権組織委員会は、当日の練習のビデオについて分析を行った。調査の結果、国際スケート連盟はこの件は事故であると判断。「国際スケート連盟は、ベルが故意に林を傷つけたのではないと考える。両選手は直接会って話し合いによって合理的な解決方法を出すように促す」との見解を示した。

今回のフィギュアスケート世界選手権女子ショートプログラムでは、林が5位、ベルが6位となり、総合順位はそれぞれ10位と9位となった。記事は、「この2人の間には、ライバル関係が存在するだけでなく、コーチが同じラファエル・アルトゥニアン氏だ。コーチは、ベルは決して意図的ではなかったとの見方を示しており、双方の間にも言い争いはなかった」と伝えている。

しかし、林のマネジメント会社がこの件について強い不満を示し、世界フィギュアスケート選手権の場でメディアに対し、「ベルは林のそばを通る時に、明らかに足を伸ばし過ぎていた」と主張していたという。この件について米国代表団はノーコメントとしており、ベルはカメラの前で簡潔に謝罪を表明していることも記事は伝えた。(翻訳・編集/山中)

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