故宮博物院の文化財に落書き、自分の名を彫りこんだ観光客に「人肉捜索だ!」の声―中国

Record China    2013年2月23日(土) 13時36分

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22日、北京の故宮博物院の銅罐に観光客が自分の名前を刻みこんだ。この行為に憤慨したネットユーザーらは犯人捜しを呼びかけている。

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2013年2月22日、北京晨報によると、世界遺産の故宮博物院にある銅罐(消火用水を入れる銅製の大きな甕)の表面に観光客と思われる人物の名前が刻みこまれているのが発見された。

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数日前、故宮博物院の職員・顔さんは巡回中、太和門付近に置かれている銅罐の表面に何者かが漢字を彫り込んでいたのを発見。怒りにかられた顔さんは、マイクロブログに「今日、梁斉斉(リアン・チーチー)という名の観光客が、故宮の大銅罐に『ここに遊ぶ』と彫り込んだ。お前を捕まえて、その手を刻んでやる!」と、写真を添えて書き込んだ。

この書き込みを読んだネットユーザーたちは、「梁斉斉」に対して一斉に攻撃を開始。「あまりにも道徳心が欠落している」「人肉捜索(インターネットを利用して、個人情報を収集すること)でこいつを捜し出そうぜ!」というコメントが相次いだ。しかし、顔さんは「マイクロブログに書き込んだのは、人肉捜索のためではない。貴重な文物の保護をみんなに呼びかけたいからだ。先祖から伝わる大事な文物をできる限り守っていかねばならない」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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