韓国芸能界でスキャンダル相次ぐ、特権階級の横暴に市民の怒りも爆発―中国メディア

Record China    2019年3月24日(日) 18時0分

拡大

22日、澎湃新聞は、韓国の芸能界で不祥事が相次いでいることについて、市民の怒りが爆発するとともに失望感が高まっていると報じた。

2019年3月22日、澎湃新聞は、韓国の芸能界で不祥事が相次いでいることについて、市民の怒りが爆発するとともに失望感が高まっていると報じた。

記事は、先日韓国の男性グループBIGBANGの元メンバーV.Iが投資するナイトクラブで暴行事件が発生し、そこからV.Iによる売春あっせんや深刻なハラスメント、さらには関係者などによる薬物使用疑惑が持ち上がったと紹介。また、歌手のチョン・ジュニョンも女性との性行為を隠し撮りし、その動画を共有した疑いで逮捕されたことを伝えた。

また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が18日、金学義(キム・ハクウィ)元法務次官による性接待疑惑や、2009年に起きた女優チャン・ジャヨンさんの自殺をめぐる疑惑などを挙げたうえで、社会特権層による犯罪行為に対する真相究明を指示したことを紹介している。

そのうえで「過去から繰り返される芸能界や政界のスキャンダルは、前進を続ける韓国社会に深く根差している文化的な弊害である」と評した。

そして、上海で働く韓国人女性が「似たようなスキャンダルが次々発生し、国民の信頼はどんどん薄れている。徹底的に調査しなければ、韓国政府はわれわれの怒りを鎮められないだろう。そして、われわれ市民もこれ以上抗議の声をあげなければ、それは愚かなことだと思う」と語ったことを伝えた。

また、中国の大学で博士課程を学ぶ韓国人学生が、真相究明指示を出した文大統領の狙いについて「スキャンダルを追求してこなかった朴槿恵(パク・クネ)、李明博(イ・ミョンバク)両大統領ら保守勢力を支持してきた人たちへのシグナルだ」と分析したほか、文大統領が今回の件を通じて財閥勢力の一掃を期しているとの考え方を示したことを紹介している。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携