アウシュビッツ記念館「日本人に悲惨な歴史もっと学んでほしい」―中国紙

Record China    2019年3月20日(水) 12時10分

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19日、環球時報によると、高須克弥・高須クリニック院長への反論ツイートで注目を浴びたアウシュビッツ記念館が、「日本人に歴史をもっと学んでほしい」とのメッセージを発した。写真はアウシュビッツ強制収容所。

2019年3月19日、環球時報によると、高須克弥・高須クリニック院長への反論ツイートで注目を浴びたアウシュビッツ記念館が、「日本人に歴史をもっと学んでほしい」とのメッセージを発した。

記事は、15年10月にツイッター上で「南京もアウシュビッツも捏造(ねつぞう)だと思う」と発言した高須氏に対し、記念館公式アカウントが今月15日、「アウシュビッツは世界中の人々の心に絶えず忠告する史実です。ナチス・ドイツによって造られたその強制・絶滅収容所の史跡は、人類史上最大の悲劇を象徴しています」と日本語で反論したことを説明。中国の南京大虐殺記念館館長が「歴史は整形してはならない」などとアウシュビッツ記念館に同調する発言をしたことに言及した上で、取材に応じたアウシュビッツ記念館の広報担当者のコメントを伝えた。

記事によると、「なぜ4年近くたって(高須氏の発言に)反応したのか」との質問に対し、担当者は「答えはとても簡単。大虐殺を否定するツイートがあるということに気付かせてくれる人がいたからだ」と回答。メディアの注目ぶりに驚きを示すとともに、「この機会に、より多くの日本人がアウシュビッツ記念館に関心を寄せるよう期待する。日本人にこの悲惨な歴史をもっと学んでほしい」と述べたそうだ。(翻訳・編集/野谷

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