中国初の地震活動断層を跨ぐ耐震設計の海文大橋が開通

人民網日本語版    2019年3月19日(火) 20時0分

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中国で初となる地震活動断層を跨り、最もレベルの高い耐震設計と最大の耐風設計を施した海を跨ぐ大橋である海南海文大橋で18日、正式開通式が行われた。

中国で初となる地震活動断層を跨り、最もレベルの高い耐震設計と最大の耐風設計を施した海を跨ぐ大橋である海南海文大橋で18日、正式開通式が行われた。これにより、「海澄文(海南省の海口市、澄邁県、文昌市)」一体化経済圏の交通システムにおける要となる部分が正式に運用を開始したことになった。新華社が伝えた。

海文大橋は海南島東北端にある東寨港の海への出口付近に位置し、海口と文昌の両市をつなぐ。文昌市の鋪前鎮からスタートするこの大橋は北港島を経由して、海口市の江東大道とつながり、その投資額は約30億1千万元に達した。橋の全長は5597メートルで、海を越える橋の部分は約3959メートル。メインブリッジの長さは460メートルで、橋塔の高さは151.8メートル、橋の全線は双方向6車線の一級公道の基準で建設されている。

海南省交通運輸庁の林東庁長は開通式で、「海文大橋は海南省自由貿易試験区の海口江東新区の東側の窓口となる。大橋が正式に開通したことで、文昌市鋪前鎮から海口市までの移動がこれまでの1時間半からわずか20分間にまで短縮された。これは海南省東北エリアの沿海産業の融合した発展に多大な影響を与えることになる」と語った。(編集TG)

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