2019年3月16日、米華字メディアの多維新聞によると、南太平洋の島国バヌアツのレゲンバヌ外相はこのほど、同氏が中国の投資について「腐敗を助長する」などと非難したとする豪紙オーストラリアンの報道は事実ではないと否定した。

記事によると、オーストラリアン紙は12日、レゲンバヌ外相が「中国のバヌアツに対する投資は腐敗を助長し、雇用をめぐり地元の人々の不満を招いている」などと警告したと伝えていた。

これについて、レゲンバヌ外相は14日、自身のツイッターで「私が言ったことではない」と否定した上で、オーストラリアン紙について「以前にも中国がバヌアツで軍事拠点を構築する意向を示したなどと伝えていたが、それはねつ造であることをそれを報じた記者が私に認めている」とした。（翻訳・編集/柳川）