<李克強総理記者会見>中米関係前進の趨勢は変わらず

人民網日本語版    2019年3月15日(金) 19時30分

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第13期全人代第2回会議は15日午前に閉幕を迎え、閉幕後に、李克強総理が人民大会堂の金色ホールで記者会見を行い、国内外の記者たちからの質問に答えた。

第13期全人代第2回会議は15日午前に閉幕を迎え、閉幕後に、李克強総理が人民大会堂の金色ホールで記者会見を行い、国内外の記者たちからの質問に答えた。

李総理は中米関係に関する質問に、「中米は国交樹立から40年間、前進し続け、豊かな成果を得てきたと言える。この過程においても紆余曲折は絶えず、情勢の変化も生じたが、前を向いて歩んでいくという大きな趨勢は変わらなかった。両国間には溝を遥かに上回る広範な共通利益があるからだ。安定した中米関係を維持することは双方にとっても世界にとってもプラスとなる。紆余曲折の中で前進し、前進し続けるという大きな趨勢が変わることはないし、変わるべきでもないと私は思う」と述べた。

また、「中米関係は全体的安定を保つ一方で、矛盾や争いが突出して現われることもよくあることだ。ここしばらく比較的突出して現われているのは経済・貿易摩擦といえる。だが中米双方は中断することなく協議を続けている。昨年のG20サミット会期中、両国首脳は重要な共通認識にいたった。現在も双方は協議を継続している。われわれは協議に成果があり、互恵・ウィンウィンが実現されることを希望している。世界もそれを期待していると私は信じている」とした。

さらに、「二大経済大国である中米は数十年間の発展と協力を経て、すでに互いに切り離せない関係になっていると言える。この2つの経済大国を人為的に切り離そうとするのは非現実的であり、不可能でもある。われわれはやはり『対立より協力』『相互尊重』『平等互恵』の原則に基づき、経済・貿易関係の発展を含め中米関係を推進すべきだ。そうすることで両国民は利益を得ることができる。中米両国民には矛盾や溝を取り除き、管理・コントロールし、世界の潮流に合った中米関係を安定して保ち、なおかつ健全な方向へ発展する後押しをしていく知恵と能力があると、われわれは信じる」と述べた。(編集NA)

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