<北朝鮮>虎を育てた報いは中国に=北朝鮮をかばう中国外交をネットユーザーが批判―米メディア

Record China    2013年2月19日(火) 12時2分

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18日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「中国の対北朝鮮政策は失敗したのか?新華社とネットユーザーの争い」を掲載した。ネットユーザーの大半は、これまで北朝鮮をかばい続けてきた中国の外交政策を批判している。資料写真。

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2013年2月18日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「中国の対北朝鮮政策は失敗したのか?新華社とネットユーザーの争い」を掲載した。

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北朝鮮の核実験を受け、中国ネットユーザーの間には中国の対北朝鮮政策が失敗したのではないかと批判する声が上がっている。北朝鮮は中国の“盟友”とはいえ、核兵器と弾道ミサイルの開発に成功すれば、中国もまたその脅威にさらされることになる。

16日、新華網は「北朝鮮の第3回核実験後、少数の下心を持つ西側メディアは中国の対北朝鮮政策の失敗と報じているが、この手の誹謗中傷は専門家により反駁されている」と反論する記事を掲載した。記事には4人の中国人研究者のコメントが掲載されているが、皆一様に中国の対北朝鮮政策が失敗したとの観点に反論している。

その後、中国のネットでは新華社の記事を批判する声が広がった。コメントが掲載された4人は東アジア問題でたびたびテレビに登場する御用学者だとの指摘から、核開発を思い止まらせなかったことを失敗ではないとするならば、国際社会への挑戦だとの批判もある。

興味深いのはいわゆる左派からも中国の北朝鮮政策に対する批判の声が上がっていることだ。曰く、米国と同調して北朝鮮の核開発に反対していたことが失敗なのであり、中国は北朝鮮の核開発を認めるべきだと説いている。

上述の新華社記事は香港の鳳凰網にも転載された。1000近いコメントが続いたが、その多くは中国の対北朝鮮政策が失敗だったと批判している。「虎を育てた報いは中国が受けることになるだろう」とこれまで北朝鮮をかばい続けてきた中国外交を嘆くコメントもみられる。(翻訳・編集/KT)

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