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「中国人移民は最大の敵」異例の抗議集会、政府の移民政策批判―シンガポール

配信日時:2013年2月18日(月) 9時34分
「中国人移民は最大の敵」異例の抗議集会、政府の移民政策批判―シンガポール
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16日、BBC中国語版は記事「“人口白書”が引き起こした大議論=中国人移民はシンガポールの人口にとって最大の敵か?」を掲載した。16日、シンガポールでは移民受け入れ反対の集会が開催された。写真はシンガポール。
2013年2月16日、BBC中国語版は記事「“人口白書”が引き起こした大議論=中国人移民はシンガポールの人口にとって最大の敵か?」を掲載した。

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16日、シンガポールで約2000人が集まる抗議集会が開催された。言論と集会が制限されているシンガポールではきわめて異例な事態と言える。問題となったのは1月29日に政府が発表した人口白書だ。

高齢化、出生率低下などの問題に対応するため、今後も積極的な移民受け入れを続けるとし、2030年には現在530万人の人口が690万人に増加するとの見通しを発表した。しかし過去10年の移民受け入れにより、不動産価格の上昇、現地住民の雇用機会の喪失、給与上昇の抑制、公共交通機関の過剰な混雑などの弊害があると受け止めている市民が多く、強い反発を招いた。

批判を受け、人口白書は修正され、「人口政策」という語句が削除され、かわりに「人口予測」という言葉が用いられたほか、リー・シェンロン首相が690万人という数字は目標ではなく、インフラ計画の参考となる人口だと弁明している。

しかし反発はなおも広がっており、16日の抗議集会へとつながった。主催者のGilbert Goh氏は移民受け入れ政策を批判する文章を発表している。その中で中国人移民に対して「マナーがない」「公共空間で騒ぐのが好き」「中国人女性は人の夫を奪うと思われている」「あまりに負のニュースが多すぎて、中国人移民はシンガポール住民の最大の敵となった」と批判している。

一部のネットユーザーからは人種差別で排外主義を煽るものと批判されており、政府の人口政策には批判的だが抗議集会には参加できないとの声もあがっている。(翻訳・編集/KT)
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