<レコチャ広場>大気汚染がこれほど深刻なのに、なぜ花火や爆竹を使うのか?―中国

Record China    2013年2月18日(月) 11時31分

拡大

16日、中国・環球網の電子掲示板に「大気汚染がこれほど深刻なのに、なぜ花火や爆竹を使用するのか?」と題した投稿があった。写真は江西省の村で爆竹を鳴らす人々。

(1 / 8 枚)

2013年2月16日、中国のウェブサイト・環球網の電子掲示板に「大気汚染がこれほど深刻なのに、なぜ花火や爆竹を使用するのか?」と題した投稿があった。以下はその内容。

その他の写真

13年、中国はこれまでにないほど深刻な大気汚染に見舞われている。1月29日前後には中国の各都市で、空気質量指数が最悪の6級(深刻汚染)、5級(重度汚染)を記録した。しかし、われわれ中国人は相変わらず爆竹や花火を盛大に鳴らして旧正月の新年を祝っている。旧暦の12月29日から元旦まで、中国のいたるところで耳をつんざく音が鳴り響き、火薬のにおいが充満している。しかも、旧暦の1月5日(破五:5つの貧しさを追い出す日)や1月15日(元宵節:春節最後の日)には、さらに盛大に爆竹を鳴らすのが習わしだ。

今、この投稿が書き終わらぬうちに、某都市気象台から大気汚染警告メールを受け取った。こうしたメールが届いても、中国人はすでに慣れっこになっていて、たぶん何も感じないのだろう。中国は深刻な環境汚染と引き換えに発展を手に入れた。その結果、土地や海、山、川、水、空気、食物、植物など、人間が生活するために必要な物がすべて汚染されてしまった。それになぜ気づかないのだろうか?中国人は「命は惜しくないがお金は惜しい。お金は欲しいが命は要らない」という境地にまで落ちてしまったのか?

「中国人の胃袋は世界一。なんでも食べるし、消化できる。中国人の気管も世界一。どんな匂いの空気でも平気で吸い込める」と外国人は笑っている。

これほど深刻な大気汚染が広がっているのに、中国人はまだ車に乗り、汚染産業に力を入れ、乱開発を続け、汚染物質を垂れ流している。都市は「スモッグの都」「煤煙都市」「ごみの町」に変貌を遂げた。それなのに中国人は旧正月にレストランに群がり、食べきれないほどの食事を注文し、これでもかという量の爆竹を鳴らす。

役人たちは出世して金儲けができればそれでいい。一般市民も金さえ手に入ればいい。空がどれほど汚れた空気で覆われていようと平気なのだ。拝金主義にまみれ、宗教的道義や環境倫理の欠落した中国人は、すでに狂気のレベルに達している。この状況を続けるならば、中国が「世界の脅威」と称されるのは決して大げさなことではない。われわれは今すぐに立ち上がって、中国が直面しているさまざまな環境汚染に立ち向かうべきだ。さもなければ、それほど遠くない将来に、中国はきっと大きなツケを払うことになる。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携