中国の斬新な新建築

人民網日本語版    2019年3月14日(木) 19時20分

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中国の斬新な新建築が紹介された。

■中国初の断層帯を跨ぐ大橋「海南鋪前跨海大橋」

2018年11月3日、海底の地震活断層を跨ぐ中国初の橋である海南鋪前跨海大橋の主橋が無事閉合された。写真は同日ドローンで撮影した海南舗前大橋(写真提供・新華社)。

海南鋪前跨海大橋は海南島北東部の鋪前湾海域を跨ぐように掛けられている。現在中国で最も耐震性が高く、基本風速が一番大きく設定されているうえ、地震帯活断層を跨いでおり、中国で初めて地質断層帯を跨ぐ大型の橋となっている。全長約3.8キロメートルで、設計速度は時速80キロ。

■世界初の「横向き摩天楼」 重慶の新ランドマーク

世界初の「横向き摩天楼」が中国・重慶で完成間近となっている。「横向き」と言うのは、高層ビル8棟からなる摩天楼のうち、1棟が「横たわっている」からだ。長さ300メートル以上の橋形建築物が60階の高さで高層ビル4棟を接続し建築群を三次元の「帆」のようにしている。

この新しいランドマークは美しいだけでなく、世界記録も樹立することになる。世界で最も高く、最も多くのタワービルを連結する連絡通路となるからだ。そばにある他のタワービルとも連結されることになり、地上まで降りずとも8棟のビルの間を自由に行き来することができる。

英紙デイリー・メールは「中国の建設労働者は27億ポンド近くを費やした巨大商業建築群を近く完成する。高さ1000フィートの屋上を信じがたい『横向きの摩天楼』が覆っている」と形容した。

■世界で最も海抜の低いホテル

2018年7月12日に空撮した上海市松江区辰花路の「深坑ホテル」・インターコンチネンタル上海ワンダーランド (上海佘山世茂洲際酒店、撮影・漢鑫/人民図片)。

2018年11月24日、今月中旬に開業したインターコンチネンタル上海ワンダーランドは上海観光の新たな名物となった(撮影・嵇[日斤]涛/人民図片)。

採鉱場跡地のインターコンチネンタル上海ワンダーランドは地下80メートル以上に達し、深く切り立った岩壁に沿って建設されている。客室数は370部屋で地上2階と地下17階、水中2階となっている。

米誌ナショナル・ジオグラフィックは同ホテルを「世界の建築の奇跡」と称し、CNNは「世界で最も海抜の低い」高級ホテルが各国建築界の認識を刷新したと報じた。(編集NA)

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