北朝鮮の核実験、中国で放射性物質は検出されず=それでも市民は影響を懸念―吉林省図們市

Record China    2013年2月15日(金) 12時29分

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14日、北朝鮮との国境沿いにある都市、吉林省延辺朝鮮族自治州図們市の市民は、北朝鮮の核実験が現地の環境に影響を与えないか懸念している。写真は図們市。

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2013年2月14日、中国当局の関連部署は、北朝鮮の核実験による人工の放射性物質は中国国内で検出されなかったと明らかにした。一方、北朝鮮との国境沿いにある都市、吉林省延辺朝鮮族自治州図們市の市民は、北朝鮮の核実験が現地の環境に影響を与えないか懸念している。中国新聞ネットが伝えた。

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今月12日、北朝鮮は3回目となる地下核実験を実施。各国の反対を押し切っての強行は大きな波紋を呼んでおり、同国への制裁が検討されている。

その北朝鮮と隣接する図們市は、図們江の下流に位置し、北朝鮮咸境北道穏城郡に向かい合っている。14日は中国の春節(旧正月、今年は2月10日)期間中で、図們市の至る所で正月の装飾品が飾られていた。お正月ムードが漂う町だが、人通りは少なかった。多くの市民が北朝鮮の核実験の影響を心配しており、現地のタクシードライバーは「ここ数日、乗客のほとんどが北朝鮮の核実験を話題にしている」と話している。(翻訳・編集/内山

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