<王毅外交部長記者会見>対話を続け方向を変えなければ朝鮮半島の非核化は実現できる

人民網日本語版    2019年3月9日(土) 1時10分

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北京時間8日午前10時(日本時間8日午前11時)、第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の記者会見がメディアセンターで行われ、王毅外交部長(外相)が「中国の外交政策と対外関係」について国内外の記者からの質問に答えた。

北京時間8日午前10時(日本時間8日午前11時)、第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の記者会見がメディアセンターで行われ、王毅外交部長(外相)が「中国の外交政策と対外関係」について国内外の記者からの質問に答えた。

【韓国・聯合ニュース記者】第2回朝米首脳会談が成果を収めず、朝鮮半島情勢は再び複雑で予測困難となった。朝鮮半島の非核化と平和メカニズムの構築について、今年中国側は何を期待するか。どのような役割を果すか。

【王部長】ハノイでの朝米首脳会談が終わった。今回の会談は朝鮮半島核問題の政治的解決における重要な一歩だったとわれわれは考える。双方は障害を克服し、再会し、向き合って率直で誠意ある意見交換を行った。この事自体が前向きな進展であり、十分な評価に値する。国際社会は朝米双方に対して、辛抱強く、朝鮮半島の非核化推進と平和メカニズムの構築という正しい方向に沿って引き続き前進するよう促すべきだ。

対話を止めず、方向を変えさえしなければ、朝鮮半島の非核化という目標は最終的には必ず達成できると、われわれは考える。もちろん、朝鮮半島核問題は数10年続き、様々な矛盾が複雑に入り組んでおり、一挙に解決するのは不可能だ。各国はこれを理性的に受け止めるべきだ。

問題解決の道は朝鮮半島の非核化実現と平和メカニズム構築の全体的なロードマップを定めることだ。これを踏まえて、段階的かつ同時進行のアプローチで、各段階における互いに結びつき、互いに促進する具体的措置を明確にする。各者が同意する監督メカニズムの下で、容易なものから困難なものへ、順を追って進める。

中国は朝鮮半島問題において、非核化という目標、対話と協議による問題解決、朝鮮半島の平和・安定維持を一貫して堅持してきた。われわれはこのためにすでに20年以上努力してきた。中国は代替不能な役割を果してきた。次の段階で、中国は各者と共に、既定の目標に向けて引き続き自らの貢献を果していく。(編集NA)

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