江蘇省鎮江市の農産品を日本でPR 「鎮江市特色農業案内会」が幕張で開催

人民網日本語版    2019年3月8日(金) 17時0分

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様々な国々の食品や飲料を展示する「FOODEX JAPAN 2019(第44回国際食品・飲料展)」が6日、千葉県の幕張メッセで開催された。同展には江蘇省鎮江市の食品や飲料も出展しており、それらを紹介する「鎮江市特色農業案内会」も行われた。

様々な国々の食品や飲料を展示する「FOODEX JAPAN 2019(第44回国際食品・飲料展)」が6日、千葉県の幕張メッセで開催された。同展には江蘇省鎮江市の食品や飲料も出展しており、それらを紹介する「鎮江市特色農業案内会」も行われた。案内会には海部俊樹元首相秘書の松本あや彦氏、在日本中国大使館一等書記官の黄錦龍氏、日中友好協会専務理事の永田哲二氏、全日本華僑華人連合会会長の劉洪友氏、農山漁村文化協会経営局副局長の皆川隆三氏らが出席した。人民網が伝えた。

在日本中国大使館一等書記官の黄錦龍氏は挨拶の中で、「昨年のデータから見ると、中日両国の貿易総額は3200億ドルに達しており、なかでも農業分野における貿易総額はわずか3%だった。農産品は鮮度が重要。中日両国は隣国であり、その点で欧米諸国よりも優位性があるので、中日両国の農産品や食品の貿易が今後伸びる可能性があると確信している」と語った。

日中友好協会専務理事の永田哲二氏は挨拶の中で、「昨年の中国と日本の首脳会談において、今後は協調の時代であると政府レベルで方向性が明確化された。このような状況の中で、日中相互の農産品における交流・物流も増加していくことを願っている。今回の食品・飲料展を機に、農産物の物流に尽力し、日中友好関係を推進してほしい」と話した。

全日本華僑華人連合会会長の劉洪友氏は挨拶の中で、「鎮江市は古都で、伝統的な文化が今も伝承されている都市。飲食文化に関して、日本では1000年の歴史を持つ金山寺味噌がある。この名前の由来は鎮江市の金山寺から来ている。また、鎮江市の酢は健康食品として世界的に知られている。このように、文化が発展する鎮江市には様々な素晴らしい食品がある」と語った。

また、鎮江市の各企業の代表者たちが同市の農産品や食品などに関する具体的な説明を行った。

その中で、江蘇省農業対外合作交流センター主任の夏小江氏は、「江蘇省は中国東部沿岸部と長江の下流地域に位置し、シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの交差点となっている。2018年、江蘇省のGDPは9.26兆元(約153兆円)で、成長率は6.7%。江蘇省は全国1.1%の面積と5.8%の人口で10.3%の国内総生産額を創出している。日本と江蘇省は一衣帯水の関係で、双方は経済交流を頻繁に行っており、日本は江蘇省にとって第5の貿易パートナーで、2018年の江蘇省対日輸出入総額は583億ドルとなっている。また、鎮江市は農業が盛んな地域で、良質な茶や米、調味料、低アルコール地酒などがあり、中国全土でも広く知られている。同市で作られた調味料や酒などの商品は日本、韓国、東南アジア諸国でも人気が高い。今後は一人でも多くの日本の人々に江蘇省の特色ある高品質な農産物を紹介し、江蘇省の農産物が日本人に愛され、日本の人々にとって信頼できる食品となることを期待している」と江蘇省及び鎮江市についての説明を行った。(文・木村雄太)

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