2013年2月9日、中国の国営放送・中央電視台（CCTV）が旧暦の大みそかに放映した娯楽特番「春節聯歓晩会」に、香港の歌手ケリー・チャン（陳慧琳）が2度目の出演を果たした。新浪網が伝えた。

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この年越し特番への出演は中華圏ではトップスターの証しとされている。これをきっかけに出演料が一気に上がる効果を生むほどだ。2013年の「春節聯歓晩会」では、ケリー・チャンが香港の歌手で唯一の出演を決めた。彼女の出演は2回目で、前回は2002年のこと。しかも、前回は広東省の中継ステージからの出演だったため、北京のCCTV局に登場するのはこれが初めて。緊張極まるステージとなった。

ケリーの真っ赤なステージ衣装を手掛けたのは、2008年に彼女のウェディングドレスも提供した著名スタイリストのハイ・チュンマン（奚仲文）。映画「王妃の紋章」などヒット映画のスタイリストとして知られる。番組スタートから14番目に登場したケリーは楽曲「抱喜」を熱唱して、滞りなくステージを終えている。

2008年の結婚後、2人の男の子に恵まれたケリーだが、女の子出産が念願だったという。昨年には40歳を迎え、もともと安全な妊娠・出産のため「子作りは40歳まで」と考えていたために、今後、3人目は予定していないという。しかし、もし思わぬ妊娠をした場合は出産するつもりで、やはり女の子が希望だという。（翻訳・編集/Mathilda）