外交部、INF全廃条約履行停止の露大統領令に関するコメント

人民網日本語版    2019年3月7日(木) 9時10分

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プーチン大統領が中距離核戦力全廃条約の履行停止を命じる大統領令に署名したことについて、中国外交部の陸慷報道官は5日の定例記者会見で「中国側は米露双方に対して、建設的対話を通じて溝を適切に解決し、早期に条約の履行を再開するよう促す」と述べた。

プーチン大統領が中距離核戦力(INF)全廃条約の履行停止を命じる大統領令に署名したことについて、中国外交部(外務省)の陸慷報道官は5日の定例記者会見で「中国側は米露双方に対して、建設的対話を通じて溝を適切に解決し、早期に条約の履行を再開するよう促す」と述べた。

【記者】ロシアのプーチン大統領が4日、INF全廃条約について、米側が条約違反を止めるまで履行の停止を命じる大統領令に署名したことについて、コメントは。

【陸報道官】軍備制限及び軍縮分野の重要な二国間条約であるINF全廃条約は、大国間関係の緩和、世界と地域の平和増進、グローバルな戦略的均衡・安定の維持にとって、非常に重要な意義を持つ。条約が破棄されれば、全世界の平和と安全にマイナスの影響がもたらされることを、われわれは確かに懸念している。

中国側は条約から離脱する米側の行為に反対する。米露双方に対して、建設的対話を通じて溝を適切に解決し、早期に条約の履行を再開するよう促す。(編集NA)

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