中国人女性が日本で受けた感動、ネットで反響続々=「これは確かに本当」「日本旅行に行った時に…」

Record China    2019年3月9日(土) 6時50分

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中国のポータルサイト・今日頭条に4日、「中国のママが日本で受けた感動を語る」と題する文章が掲載された。写真は京都。

中国のポータルサイト・今日頭条に4日、「中国のママが日本で受けた感動を語る」と題する文章が掲載された。

文章は、昨年夏に4歳の息子を連れて日本を旅行したという女性によるもの。女性は、「日本にいる7日間で一度も迷うことはなかった。それは現地の人の親切さがあったから」とし、「日本人の英語はやはり上手ではなかったが、彼らは別の方法で助けようとしてくれた。東京から新幹線で京都に向かおうとしていた時、ある女の子が乗り場まで連れて行ってくれた。京都駅で降りてホテルに行く際にはタブレットで道を検索して教えてくれた人がいた。バス停が分からず、近くにいた人に聞くと、その場で待っているようにと手で合図し、案内板を見てきてくれた」などと説明した。

また、「日本のホテルでは(中国のように)チェックアウトの際にスタッフが部屋を確認することなく、キーをフロントに返せばそのまま立つ去ることができる。もし備品を壊したら、客が必ず報告するという信用があるから」とし、友人の体験談として「ホテルの部屋にあったグラスを誤って割ってしまったことをホテルスタッフに伝えると、最初の反応は『弁償してください』ではなく『おけがはありませんでしたか』だった」と紹介した。この他、日本のサービスについて「どこもホテル並み」と評し、トイレに傘をかけるフックがあること、エレベーターには車いす利用者のためのボタンがあること、レストランなどでは荷物置きのカゴが用意されていることなどを挙げた。

女性は、過去の歴史問題などから中国人の日本に対する印象は「複雑」とする一方、日本が大きな発展を遂げ、水道水を直接飲めたり、食品が安全だったり、空が青いことが当たり前だったり、地下鉄や高速列車では保安検査がなかったり、街中でもスリに気を付けなくても良かったりすることを説明。「この1週間、私は繰り返しこんなことを考えていた。もし第3国の人が中国と日本を訪れたら、どちらの方が安全で快適だと感じるだろうか。どちらの方がより好きになるだろうか」とつづった。そして、自身の子どもの視野を広げ、成長させることが旅行の意義だとしている。

この文章には、800以上のコメントが寄せられており、「これは確かに本当。10年前、日本語が一言も話せず、住所を書いた紙だけを頼りに道を聞いたら、本当にその場所まで連れて行ってもらえた」「一昨年、日本に旅行に行った時、高速道路でバスに問題が起きた。日本人の運転手はサービスエリアで会社に電話をして新しいバスと運転手を呼んだ。バスを乗り換えた後、彼はお辞儀をして謝った。日本人のサービスの質は本当に高い」「東京にいた頃、ドン・キホーテで買い物してたら床に落ちていた葉っぱで滑って転んだ。店員が飛んできて何度も謝った。大丈夫だと言ったけど、会計の後でもう一度謝ってくれた」といった体験談が寄せられた。

また、日本で数年間仕事をしたことがあるというユーザーは「友人の家まで遊びに行った時に道に迷ったことがあった。時間は夜の10時過ぎ。仕方がないので役所っぽい建物の当直の人に助けを求めたら、中に入れてくれてコーヒーをごちそうになった。しばらくして、その人が呼んだ警官が来てパトカーで友人の家まで送ってくれた。友人の家に泊まって帰宅した後、ドアに鍵を付けっぱなしにしたまま出掛けていたことに気付いた。でも、部屋の中は荒らされた形跡はなかったし、テーブルの上の2万円も、パソコンもそのままだった」とコメントした。

このほか、「親戚が日本の関西地方に留学している。日本の学校では子どもに愛国教育を施さないようだ」「日本人は子どもを褒めることを惜しまない。以前、子連れで日本を旅行した友人が、駅の待合スペースで3歳の子どもに飲み終わったペットボトルをごみ箱に捨てに行かせた。ごみ箱まではある程度距離があったが、子どもがきちんと捨てて戻ってくると、周囲の日本人から拍手が起きたそうだ」といった子どもの教育に関するコメントも投稿されている。(翻訳・編集/北田

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