新しい韓国駐中国大使、外交経験ほぼなし―中国メディア

Record China    2019年3月7日(木) 8時30分

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6日、環球網は、韓国政府が新たに指名した駐中国大使について、「外交経験がほとんどない」と題する記事で伝えた。資料写真。

2019年3月6日、環球網は、韓国政府が新たに指名した駐中大使について、「外交経験がほとんどない」と題する記事で伝えた。

韓国政府は4日、2カ月ほど空位になっていた駐中大使に、前大統領府政策室長の張夏成(チャン・ハソン)氏を内定した。

韓国・毎日経済は5日付の記事で、張氏の経歴を紹介。「米国で経済学、経営学の修士号、博士号を取得し、2017年5月から約1年半大統領府政策室長を務めた。また、中国との関わりは深く、中国人民大学と復旦大学を交流訪問した経験を持つほか、8年連続して中国証券監督管理委員会の国際諮問委員を務めたことから、駐中大使として中韓関係を積極的に推進する適性があると認められたようだ」と伝えている。

韓国・聯合ニュースは大統領府関係者の話として「中国は韓国に対して、重鎮を駐中大使にするよう希望してきた。外交経験のない経済学者だが、張氏の人選は中国側の意向にも沿っており、中韓関係の修復、朝鮮半島非核化に向けた中国のさらなる支持を得るうえで積極的な役割を果たしてくれるだろう」と伝えた。

環球網はこのほか、韓国政府が同時に南官杓(ナム・グァンピョ)元青瓦台国家安保室第2次長を駐日大使に内定したとも紹介。この件について、ハンギョレ新聞が5日に「南氏はプロの外交官で、駐日大使館での勤務経験も持つ。経験豊富な南氏を駐日大使に選んだことは、韓国政府が外交手段を用いて日韓関係を改善したいと望んでいることの表れだ」と報じたことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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