韓国の出生率がついに1を割り込む、メディアは「世界初」と自虐的―中国メディア

Record China    2019年3月3日(日) 7時30分

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1日、韓国の出生率が1.0を割り込んだとの発表について、環球網は「韓国メディアは『世界初』と自虐的に報じた」と伝えた。写真はソウル。

2019年3月1日、韓国の出生率が1.0を割り込んだとの発表について、環球網は「韓国メディアは『世界初』と自虐的に報じた」と伝えた。

韓国統計庁の先月27日の発表によると、昨年の同国の合計特殊出生率は0.98に落ち込み、1970年の統計開始以来の最低値となった。これを韓国メディアは「外部環境の影響を受けない中で1.0を割った。韓国が『世界初』だ」と報じたという。

環球網は「韓国の出生率がピークに達したのは4.54を記録した1971年」「1つの国が一定の人口規模を保ち続けるのに求められる出生率は2.1。韓国は半分にも達しておらず、経済協力開発機構(OECD)メンバーの平均値(1.68)より低い。韓国は出生率が世界で一番低い国になった」と説明。「第2次世界大戦後に一定規模以上の国・地域で1.0を割ったのは2度だけ。ソ連解体後と東西ドイツ統一の時期だ」と述べ、「これらはいずれも政権に巨大な変化が生じたことによる結果。だが、韓国は外部の衝撃を受けていないのに1.0を下回った。これは世界初だ」とした。

若い世代の就職難や家の購入が難しいなどの問題が韓国の「晩婚」「非婚」現象を加速させているとみられており、「高額な育児費や教育費も出産の足かせ」との分析もあるという。(翻訳・編集/野谷

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