「中国人は素養なし」と批判する人は、重要な点を見落としている―中国メディア

Record China    2019年3月2日(土) 0時20分

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27日、観察者網は、「中国人は素養がないと批判する人は、重要な点を見落としている」とする文章を掲載した。写真はマナー順守を呼び掛ける看板。

2019年2月27日、観察者網は、「中国人を素養がないと批判する人は、重要な点を見落としている」とする文章を掲載した。

文章は「中国人は素養を高める必要があるだろうか。それはもちろん必要であり、状況は極めて切迫している。しかし、『中国人は…』などと理由を考えることもなく批判する必要はない。そのような批判は多かれ少なかれ、中国の国力がさらに高まり、現代化が進むことで、歴史の掃き溜めに葬り去られることだろう」とした。

そして、「わが国の内部は、物質的な環境が良好な人たちによる、物質的な生活レベルが低い人たちに対する蔑視に満ちている。このような行為は軽蔑に値するものだ。なぜなら、わが国がこれまで進めてきたのは『先に豊かになった人が、残された人たちが豊かになるのを導く』『一部の人をまず先に豊かにする』という理念だからだ」と論じた。

その上で、「言い換えれば、蔑視されている人たちは、当時豊かになるチャンスを別の人に与えたのだ。今豊かになっている人たちは、彼らの譲歩があったからこそ、今があることを忘れている。自分だけが橋を渡ったら壊してしまうというのが、まさにこれらの人たちがやっていることだ」と指摘している。

さらに、「貧しいのは自分が悪い、という論理は『自分が強盗をやらないから盗まれる』という理論と何の区別もない。彼らが持っているのは、典型的な『強盗のロジック』なのだ」と訴えた。(翻訳・編集/川尻

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