中国が得意とするスポーツ、軒並み日本に追い上げられる―中国メディア

Record China    2019年2月27日(水) 17時40分

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25日、新浪体育は、中国が得意とするスポーツ競技分野で軒並み日本が急速に実力を伸ばしつつあることを紹介する記事を掲載した。写真は卓球中国代表。

2019年2月25日、新浪体育は、中国が得意とするスポーツ競技分野で軒並み日本が急速に実力を伸ばしつつあることを紹介する記事を掲載した。

記事は、新しく中国卓球協会会長に就任した劉国梁(リウ・グオリアン)氏がコーチ陣に「任務を達成できなければ降格、減給に処す」という「史上最も厳しい考課基準」を制定したと紹介。その背景には日本選手の急速な台頭があり、卓球のみならずバドミントン、体操、競泳などの中国がかねてより得意としてきた種目において、日本が東京五輪に中国を超えることを目標に勢力を伸ばしていると伝えた。

そして、卓球では日本が多くの中国人コーチを雇うとともに多額の資金を投じて選手たちのトレーニング環境を整えているとし、張本智和伊藤美誠を筆頭に東京五輪での金メダル獲得を狙っていると紹介。約60年にわたって圧倒的な強さを誇ってきた中国がここにきて大きな試練を迎えていると説明した。

また、バドミントンではリオ五輪の女子ダブルスで松友美佐紀/高橋礼華ペアが金メダルを取ったほか、男子シングルスは桃田賢斗が昨年の世界選手権で優勝し、女子シングルスでは奥原希望が2017年の世界選手権で優勝したと紹介。「すでに中国の実力を上回っており、日本が獲得する金メダルは複数に及ぶ可能性がある」と指摘した。

さらに、体操では「内村航平、白井健三といった世界的な名選手」が控え、昨年のアジア大会ですでに中国を上回る金メダルを獲得した競泳も、池江璃花子が療養で競技生活を中断しているものの、「代表全体の実力が十分高い」と説明。「総じて、日本のスポーツは急速に進歩しており、東京五輪で中国のアジアナンバーワンの地位を脅かす可能性が高い」と評している。

記事は最後に、リオ五輪で中国が獲得した金メダル26枚は、2000年シドニー五輪以降で最も少なく、昨年の平昌冬季五輪の金メダル1枚も2002年以降で最低記録だと指摘。「夏季、冬季いずれの五輪でも金メダル枚数が減っているのは、競技スポーツの全体的なレベル低下を浮き彫りにしている」とし、この度劉氏が厳しい懲罰制度を導入したのも道理に即したものであるとの見解を示した。(翻訳・編集/川尻

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