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中国初の「心理健康青書」発表、国民の心理的健康問題は増加傾向―中国メディア

配信日時:2019年2月26日(火) 14時40分
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中国初の心理健康青書「中国国民心理健康発展報告(2017-2018)」がこのほど正式に発表された。資料写真。

中国初の心理健康青書「中国国民心理健康発展報告(2017-2018)」がこのほど正式に発表された。報告によると、一部の国民には異なる程度の心理的健康問題が存在しているが、大部分の心理状態は良好ということが明らかになった。

中国はすでに情報化時代に入り、生活や仕事のリズムが速くなるほか、生理上、心理上のストレスも増した。国民の心理的健康問題も増加傾向を呈している。

▽心理状況が比較的悪い人は11~15%
報告によると、11~15%の国民は心理的健康状態が比較的悪く、軽度~中度の問題があるとみられている。2~3%の国民の心理的健康状態は悪く、中度~重度の心理問題を抱いている可能性があるとされている。

心理健康青書の副総編集、陳祉妍氏は、「心理的健康状況が良くない人は正常な生活を送れるが、心に不快感があるため、社交能力の正常な発揮を妨げる可能性がある。タイムリーに心理カウンセリングを受けることができれば、心理疾患を予防でき、心理的な健康を促すことができる」と述べた。

▽35.2%の公務員が中高度の焦燥感を抱いている
報告は公務員の心理状態に焦点を当てた。5%の公務員が高レベルの焦燥感を抱いており、高レベルのうつ病を患う公務員は5.5%、高レベルのストレスを有する公務員は10.2%だった。また、中高度の焦燥感、うつ病およびストレスを抱いている公務員の割合はそれぞれ35.2%、33.2%および55.2%に達した。

性別や婚姻状況、教育レベルの違いにより公務員の心理的健康レベルも異なる。例えば、女性公務員の心理的健康レベルは男性公務員より良く、未婚グループの心理的健康レベルは既婚グループより悪く、一般公務員の心理的健康レベルは金融システムに関わる公務員より悪いのだという。

そのほか、年齢別で見ると、26歳から40歳までの公務員のストレスが最も大きく、仕事への満足度も最も低いが、年齢の増加と共に生活への満足度が上昇するという。

▽「心理カウンセリングへの需要は多いがふさわしいサービスがない」と思う人が74%
報告では、国民の心理カウンセリングへの需要は極めて多いが、ふさわしいサービスがそれほどないため便利さに欠けるということが明らかになった。

具体的な心理的健康へのニーズについて、最も必要とされたのは「自己調節」(53%)、その後に続くのは、「子供の教育」(46.3%)、「人間関係」(44.3%)、「心理疾患予防」(34.1%)および「婚姻」(28.9%)だった。

こうした現状を受けて、国民の心理的健康へのニーズをよりよく満足させるため、中国各地の心理的健康サービスの能力向上が期待されている。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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