自虐的な川柳で笑い、趣味サークルも盛ん…日本の老後生活―中国メディア

Record China    2019年2月24日(日) 6時0分

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22日、環球網は、川柳や俳句などといったさまざまなサークル活動が、日本の高齢者の生活に彩りを添えているとする記事を掲載した。

2019年2月22日、環球網は、川柳や俳句などといったさまざまなサークル活動が、日本の高齢者の生活に彩りを添えているとする記事を掲載した。

記事は、日本では毎年1度、全国有料老人ホーム協会の主催による「シルバー川柳」のコンテストが行われていると紹介。「川柳」とは日本の短い定型詩の名称で、同じ定型の俳句が季節感を求められるのに対し、川柳は制約がなく自由に「言葉遊び」ができるのが特徴だと説明したうえで、毎年多くの高齢者が日常生活をテーマにした川柳作品を応募しており、自らへの皮肉などがふんだんに織り込まれた優秀作品が続々と生まれていると伝えた。

そして「日本人は高齢者になると、自らの余生と文化、娯楽を結び付け、はつらつと老後の生活を過ごそうとする」とし、川柳のイベント以外にも日本各地で高齢者を中心とした俳句や短歌の発表会が盛んに行われていると紹介。高齢者は自発的にサークルをつくって1か月に数回活動を行い、講師もほぼボランティアで指導を行うとしたほか、カメラや絵画、カラオケ、踊り、生け花、茶道などのサークルも存在すると説明した。

また、これらのサークルは多くが町内によって構成されており、廉価で使用できる近所の公共施設、自治体の施設、教会などが活動の場所として大いに活用されるとしている。

さらに、駅も地域の高齢者コミュニティーにおいて大きな役割を果たしており、構内ではしばしば高齢者の撮影展や生け花展、絵画展が行われると紹介。展示ではしばしばメンバーの募集や勧誘も同時に行われているとした。また、現地の自治体も高齢者によるサークル活動を奨励しており、自分の趣味に合わせてサークルを探せるようにパンフレットなどを作成するケースもあると伝えた。(翻訳・編集/川尻

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