長慶油田、ガスの生産量が過去最大に

人民網日本語版    2019年2月22日(金) 23時20分

拡大

長慶油田(本部:陝西省西安市)の本年度の冬季天然ガス供給保障は、22日で100日目に入った。ガス生産量は1日平均1億2100万立方メートルにのぼる。

長慶油田(本部:陝西省西安市)の本年度の冬季天然ガス供給保障は、22日で100日目に入った。ガス生産量は1日平均1億2100万立方メートルにのぼる。同油田の本年度の冬季供給は、北京市や西安市など40以上の中・大都市に累計120億立方メートルのガスを安全かつ安定的に供給している。各世帯が暖かく冬を過ごし、楽しく祝日を過ごせることを確保してきた。科技日報が伝えた。

初春のオルドス盆地蘇里格ガス田では、供給保障生産が急ピッチで進められている。長慶油田生産運行処の黄波氏は取材に対して、「冬季供給期間はガス使用量が多く、ガス生産設備に問題が生じることが最も心配だ。稼働停止し検査に入ったり、凍結し詰まりが生じた場合、生産量に影響が出る。装置の運行の信頼性を高め、凍結のリスクを解消するため、冬に入る前に各生産部門が15の浄化(処理)場、306のガス収集所の点検修理を行った。5600キロのパイプラインを2回以上清掃した」と話した。

長慶ガスエリアは生産と生活が非常に困難な典型的な低圧・低生産量・低豊度の「三低」ガス田だ。だが、クリーンエネルギー戦略を推進する国の需要を見据え、長慶油田は開発に全力を注いでおり、ガス生産量が10年連続で急増している。昨年の天然ガス生産量は387億4800万立方メートルで、全国の総生産量の4分の1を占めた。今年の生産量はすでに54億8000万立方メートルに達しており、同期の記録を更新した。

長慶油田ガス田開発処の靳鎖宝氏は「すでに立春が過ぎているが、天然ガスのピーク時供給保障活動はまだ終わっていない。北方ではまだ急激な気温低下の可能性があり、我々は依然として大きな試練に直面している」と述べた。また、「ガス生産は危険性とプレッシャーが高く、ハイリスクな作業だ。磨きに磨きをかけ、不備を解消しなければならない。生産現場の点検は高頻度で厳しく行う。設備を一台も壊さず、ガス井を一本も凍結させないようにする」と説明した。

また生産能力の建設計画を最適化し、新井・新ステーションの稼働を加速し、古い井の潜在力を掘り起こすといった措置により、蘇里格・靖辺・楡林・子洲・神木の5大主力ガス田の安定的な大規模生産を全力で推進する。昨年より長慶油田の新たに稼働開始したガス井は2730本にのぼり、累計生産量は31億9000万立方メートルにのぼる。(編集YF)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携