中国の「イージス艦」保有数はすでにアジア1位、日本はミサイル艇で対抗か―中国メディア

Record China    2019年2月23日(土) 0時20分

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21日、新浪軍事は、「中国版イージス」と称される中国海軍の駆逐艦保有数がアジア最大規模であることを紹介するとともに、質と量で劣る日本の自衛隊は機動力のあるミサイル艇で対抗しようとしていると報じた。資料写真。

2019年2月21日、新浪軍事は、「中国版イージス」と称される中国海軍の駆逐艦保有数がアジア最大規模であることを紹介するとともに、質と量で劣る日本の自衛隊は機動力のあるミサイル艇で対抗しようとしていると報じた。

記事は、今月15日に中国海軍のミサイル駆逐艦「烏魯木齊」(ペナントナンバー118)、ミサイル護衛艦「臨沂」(同547)、ミサイル護衛艦「日照」(同598)が対馬海峡を航行したのに対し、日本の海上自衛隊は「はやぶさ」型ミサイル艇の6番艇「しらたか」を出動させたと紹介。「世界において、ミサイル艇は大型艦艇を襲撃する絶好の利器と認識されており、海上自衛隊はこの観点から『はやぶさ』型ミサイル艇を出動させたのだ」と伝えた。

そのうえで、中国海軍は比較的年式の新しい052D型駆逐艦をすでに18隻所有し、そのうち13隻を就役させているほか、後続の052E型駆逐艦も建造中であるとし、052D型駆逐艦が「アジア一の数量を誇る駆逐艦」という表現がちっとも誇大なものではないとした。

かたや日本については「こんごう」型4隻、「あたご」型2隻のイージス艦を所有するのみと数量がすくないうえ、年式も古く、その対艦能力も平凡であると指摘。052D型駆逐艦はアジアのどの国よりも搭載するミサイルの数、レーダー性能の点で絶対的な優位性を持っていると論じた。

そして、この状況おける日本の戦術は、小さくてすばしっこいミサイル艇のメリットによって大型艦艇の実力不足を補うというものであると説明。理論上「はやぶさ」型ミサイル艇は052D型駆逐艦にとって恐るべき存在ではないが、急襲を得意とするミサイル艇に対しては速やかに発見することが必要であるとし、「われわれは海上自衛隊の大型艦隊への備えをするとともに、ミサイル艇の急襲に対しても警戒を強化しなければならないのだ」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

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