サムスン期待の新スマホは「アップルと同じミスを犯した」=韓国ネットの反応は?

Record China    2019年2月23日(土) 6時20分

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21日、韓国・マネートゥデイは「サムスンが追ったアップルのミス3つ」と題する記事を報じた。資料写真。

2019年2月21日、韓国・マネートゥデイは「サムスンが追ったアップルのミス3つ」と題する記事を報じた。

記事はまず、サムスンの最新スマホ「ギャラクシーS10」の公開後に、米経済メディアのCNBCが「サムスンはアップルがiPhoneで犯した3つのミスを踏襲した」と評価したと伝えている。

それによると、1つ目は「価格が高過ぎる」こと。エントリークラスのギャラクシーS10eは749ドル(約8万4000円)だが、メーンモデルのギャラクシーS10は899ドル、ギャラクシーS10プラスは999ドルに達し、さらにメモリ容量などにより価格がさらに上がる。アップルもかつてiPhone XRやiPhone XS、iPhone XS Maxを高価格で売り出すも、販売不振により各国で割引をしているのが現状という。

2つ目は「買わなければならない理由がない」こと。CNBCは「かつて消費者らが新型スマートフォンを購入するために発売前日から並んだ理由は、旧型より圧倒的に高性能のカメラや、一段と薄くなった本体の厚さ、速度などがあった。新機能を搭載したギャラクシーS10が競争力があるのは確かだが、消費者が高額で購入するほど引かれる要素ではない」と分析し、アップルが新型iPhoneを発売した際も販売台数が予想より低迷していたと指摘したという。

そして3つ目は「中国を逃した」こと。スマートフォン市場が飽和状態に突入し、新興市場攻略がいつにもまして重要になる中、アップルとサムスンともに中国市場では影響力を発揮できずにいる。CNBCは「Huawei(ファーウェイ)やOPPO(オッポ)など中国現地企業が高性能低価格により躍進している」と伝えたという。

これを受け、韓国のネット上では「サムスンにマーケティング戦略がないとでも?中国との競争で価格を下げるより、もっと技術を開発していいコンテンツで消費者をつかまえたらいい。中国のお金持ちが買ってくれるようになったら大成功。だって中国の人たちはお金持ちのマネするから」「中国を逃した訳じゃない。中国では技術を盗んで量産するメカニズムが国家主導で行われてるんでしょ?そんな市場を企業がつかまなきゃいけないの?」「それは違う。正直言って、スマホの機能は今や似たりよったり。それよりもデザインや価格で競争」など異議を唱えるコメントが多く見られるが、「中国製のスマホはほぼ半額で、内部スペックは変わらない。韓国はアフターサービスの良さでサムスン製を買うけど、中国なら自国製品の方がいいんじゃない?」「中国人もアップルやサムスンの良さを知ってる。ただ価格が問題」「中国市場は大きい。インドや南米、アフリカなどに目を向けた方がいい」と中国勢力を危惧する声も。

一部からは「4つでしょ。4つ目は『新製品の説明を社長が出てプレゼンすること』」「最も大きいミスは、自由なバッテリー交換をできないようにしたこと」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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