最先端の救助船、「北海救101号」が配備―中国

Record China    2013年1月29日(火) 16時21分

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28日、中国最先端の遠洋救助船、北部海域救助船の「北海救101号」が、山東省煙台市の救助港で中国交通運輸部北海救助局に正式に配備された。

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2013年1月29日、新華社によると、中国最先端の遠洋救助船、北部海域救助船の「北海救101号」が28日、山東省煙台市の救助港で中国交通運輸部(交通運輸省)北海救助局に正式に配備された。配備式の終了後、北部海域における春運(春節前後の帰省ラッシュ、今年は1月26日から3月6日の40日間)期間の海上救助当直に向かった。

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「北海救101号」は、中国の北部海域では初めて出力が2万馬力以上に達した大型遠洋専門救助船だ。全長は116.95メートル、幅は16.2メートル、型深さは7.8メートル、満載排水量は6513.132トン、最大救助航行速度は22ノット、航続距離は1万カイリに達する。その最大の特長はヘリコプター搭載機能、2級自動船位保持システムだ。現代的なヘリ甲板と格納庫を持ち、中型救助ヘリを搭載し出港・帰港できる。また、ヘリの燃料補給や充電などが可能だ。

同救助船は海上人命救助、総合指揮、情報収集処理・伝達能力を持つ。他にも、遭難船舶に対する艙口封鎖、水漏れ修理、排水、空気潜水、けん引などの救助作業能力、2級対外消防消火作業能力、海面油回収能力、海面油除去能力を持つ。

中国交通運輸部の統一計画によると、北海救助局の20隻の救助船は煙台−大連航路などの16の航路密集海域に配備され、春運の当直を実施する。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)



   

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