延び続ける中国高速鉄道に対し米国は…、トランプ大統領も怒り心頭―中国メディア

Record China    2019年2月21日(木) 22時20分

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20日、環球網は、米カリフォルニア州の高速鉄道建設が計画を大幅縮小したことに対して、トランプ米大統領が怒りをぶちまけていると報じた。資料写真。

2019年2月20日、環球網は、米カリフォルニア州の高速鉄道建設が計画を大幅縮小したことに対して、トランプ米大統領が怒りをぶちまけていると報じた。

記事は、カリフォルニア州高速鉄道の計画が大幅に縮小したことについてトランプ大統領がとても怒っているとし、ツイッター上に「失敗したカリフォルニア州高速鉄道プロジェクトはコストの高さで世界記録を作った。われわれにとって極めて重要な国境の壁の建設費よりも100倍は高い!」と書き込んだことを伝えた。

また、数日前にも「カリフォルニア州は数十億ドルを浪費したうえ、弾丸列車プロジェクトの中止決定を迫られた。彼らは連邦政府に35億ドル(約3880億円)の借金があり、われわれはこの返済を求める。このプロジェクト全体が、『グリーン』の災難だ」とツイートしたことを紹介している。

その上で、この高速鉄道プロジェクトが2008年のオバマ政権下で立ち上がったものだと説明。当時のシュワルツェネッガー同州知事が、ロサンゼルス―サンフランシスコ間の高速鉄道建設計画を立て、オバマ政権がこれに35億ドルの特別予算を支給したとし、オバマ氏もシュワルツェネッガー氏も「グリーン経済」の支持者だったことから、トランプ大統領がわざわざ「グリーンの災難」とつぶやいたのだと説明した。

記事は「10年の間に中国高速鉄道は2万キロ余り延伸した。一方で米国はこんな長い時間かけても1区間すら造れなかった。トランプ氏はこの状況も見て、怒り心頭に発したのだろう」と評している。(翻訳・編集/川尻

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