王毅外交部長が米政界の元要人らと会談

人民網日本語版    2019年2月20日(水) 17時50分

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王毅国務委員兼外交部長(外相)は19日、全米商工会議所のマイロン・ブリリアント常務副会長率いる米政界の元要人らと北京で会談した。

王毅国務委員兼外交部長(外相)は19日、全米商工会議所のマイロン・ブリリアント常務副会長率いる米政界の元要人らと北京で会談した。中国新聞社が伝えた。

王部長は「中米関係は現代世界で最も重要な二国間関係の1つだ。相互尊重と互恵協力は、双方にとって正しい選択であるだけでなく、国際社会も一致してこれを期待している。中国の改革開放はまず自国の発展のニーズに合致すると同時に、時代の進歩の潮流と方向性にも合致しており、中国は必ず開放の扉を大きく開いていく。中米双方が前向きに向き合って進みさえすれば、経済・貿易協力は依然として中米関係におけるバラストの役割を果すことができる」と指摘。

米国と同様、中国にも発展の権利があり、中国国民にも素晴らしい生活を送る権利がある。中国の発展が世界の利益にかない、米国の利益にもかなうことを米側は認識すべきだ。中国の発展を米国のチャンスと見なして初めて、経済・貿易を含む中米間のいくつかの問題を抜本的に解決する助けとなる。14億近い人口を擁する中国が発展と繁栄へと向かうことを、米側が開かれた心で受け入れることを希望する」と強調した。

王部長はまた「中国は伝統的大国の『強くなった国は必ず覇権を唱える』とは全く異なる発展の道を歩んでいる。中国は自国の平和的発展を堅持すると同時に、互恵・ウィンウィンの開放戦略を遂行する。グローバル化の時代では、各国ともに冷戦思考とゼロサム思考を棄てるべきだ」とした。

米側は「中国は偉大な国であり、中国国民は偉大な国民だ。米国は繁栄する中国を歓迎する。これは米国にとっても世界にとっても良い事だ。米中関係は多次元的だ。双方はさらに努力して相互信頼を増進し、世界や地域の広範な問題において対話と協力を継続するべきだ。経済・貿易関係は長年にわたり、両国関係におけるバラストの役割を果している。米国内は米中が現在行っているハイレベルの貿易協議に大変注目しており、双方が包括的な合意にいたり、両国関係に持続的でポジティブな影響をもたらすことを望んでいる。米国の二大政党の識者は米中対話と両国関係の発展を後押しするため、引き続き努力することを望んでいる。米中国交樹立40周年にあたり、米中関係を新たな高みへと引き上げる機会を得ることを期待している」とした。(編集NA)

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