元宵節の湯円売上25倍 酢で食べるなど新トレンドも

人民網日本語版    2019年2月20日(水) 16時50分

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元宵節(旧暦1月15日、今年は2月20日)の夜空には満月が浮かび、湯円(もち米粉で餡を包み茹でた団子)を食べて団らんするのが昔からの習わしだ。特別な日を迎えると、「何を食べるか」が話題になる。

元宵節(旧暦1月15日、今年は2月20日)の夜空には満月が浮かび、湯円(もち米粉で餡を包み茹でた団子)を食べて団らんするのが昔からの習わしだ。特別な日を迎えると、「何を食べるか」が話題になる。今年の元宵節も例外ではなく、湯円の販売ビッグデータや新しい食べ方から、消費者の飲食や娯楽の嗜好がみえてくる。新華社が伝えた。

蘇寧易購がオンラインのプラットフォームで発表した元宵節ビッグデータによると、元宵節に先立つ15日から18日までの間に、湯円の売り上げは前年同期比2586%増加し、このうち北方地域での売り上げが58%を占め、南方地域は42%を占めた。小元宵(元宵。餡をもち米粉の中に入れて転がして作る団子)の販売量も同1560%増加し、北方が58.6%、南方が41.4%を占めた。

注目されるのは、今年は湯円に新しい食べ方が登場し、酢につけて食べるのが新たなトレンドになったことだ。湯円と酢を同時に購入した人は11%に上る。ドリアン風味の湯円も大人気で、15〜18日の売り上げは同3216%増加した。

他のグルメと同様、湯円の食べ方にもそれぞれの地域で特色がある。ビッグデータによれば、黒ごま湯円は東北地域の成人男性に人気があり、同2685%増加した。華北地域では小豆の湯円が一番人気があり、同1563%増加した。江蘇省、浙江省、上海市のエリアでは黒ごま、サンザシ、紫芋などさまざまな風味のものが入ったセットが最も人気で、同1169%増加した。広東省、福建省のエリアで最もよく売れたのは紫芋風味で、同2918%増加した。

出来合いのものでなく、料理好きには自分で作るという人もいる。蘇寧のデータでは、15〜18日にもち米粉の販売量が同645.13%、砂糖が同409.45%、黒ごまが同105%、それぞれ増加した。

元宵と火鍋は「両立」が可能だ。今年の元宵節には、若い人の間で火鍋に春雨の代わりに元宵や湯円を入れるのが新たなトレンドになった。15-18日に蘇寧易購プラットフォームの電気火鍋の売上高は280.65%増加した。(編集KS)

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