<続報>早急に住民の健康チェックを!―広州給水タンク事件

Record China    2007年3月30日(金) 14時45分

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女児の遺体が見つかったマンションでは、食事ものどを通らないなど心理的不安を訴える人も多く、一日も早い住民全員の健康診断を望む声が上がっている。

2007年3月29日、女児の遺体が見つかった給水タンクで、警察官立会いのもと、放水が行われた。バルブを一気に全開にしたため、轟音と共に水が屋上に溢れ、やがて階下の通路も水浸しとなり、異臭がマンション中に広がった。

この棟に住む500人近い住民の不満は高まる一方だ。事件が明るみに出て以来、食事ものどを通らないなど心理的不安を訴える人も多く、一日も早い住民全員の健康診断を望む声が上がっている。市内の疾病コントロールセンターの劉(リュウ)医師は、伝染病を持っていた可能性もあり、生水を飲んでいた場合は危険なので、早急に健康診断をしたほうがよい、と話す。

ある住民の話では、入居して4年になるが一度も給水タンクの清掃はなかった、という。マンションの所有者は花都区蓄牧公司だが、建設途中に資金調達できず、マンションは銀行の担保物件となり、1、2階は開発業者に差し押さえられている。同社は住民から家賃を回収するだけの管理会社となっているようだ。この事件について、会社から住民への説明はまだない。(翻訳編集・WF)

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