中国は上位5つの姓が人口の3分の1、「王さん」「李さん」が各1億人―独紙
配信日時:2019年2月20日(水) 20時30分

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記事は「中国の警察当局がこのほど、姓の多様性に関する報告書を発表した」とし、「中国の警察がインターネットのポータルサイトやテレビ、ラジオを通じて『王さんは前へ出なさい』と命じたら、1億人以上が前へ出ることだろう」とした。
そして「中国で『王』または『李』という姓は、ドイツの『ミュラー』や『シュミット』と同じくらいありふれている」とし、2018年に登録されている姓で最多は「王」の1億150万人、「李」が61万人差で続き、この二つの姓が1億人の大台を突破したことを紹介した。
記事はまた、「警察当局の報告書によると、1000万人以上いる姓は23種類ある。登録されている姓は6150種類もあるが、いわゆる『百家姓』に含まれる姓が85%をカバーしている。上位五つの姓は計4億3300万人で中国の人口の3分の1を占めている」と紹介した。
記事はさらに「中国では姓、名の順となるため欧州人はしばしば、中国人を姓ではなく名で呼ぶという恥ずかしい間違いをしてしまう」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)