世界の緑化面積拡大で中国は貢献率トップ、米ボストン大教授「中国は他国の手本」

環球網    2019年2月18日(月) 23時20分

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アメリカ航空宇宙局の研究員らはこのほど、2000年から2017年までに増えた世界の緑化面積の25%が中国によるものであること、世界の新規緑化面積への貢献率で中国が世界トップに立っていることを明らかにした。資料写真。

アメリカ航空宇宙局の研究員らはこのほど、学術誌「ネイチャー・サステナビリティ」で論文を発表し、2000年から2017年までに増えた世界の緑化面積の25%が中国によるものであること、世界の新規緑化面積への貢献率で中国が世界トップに立っていることを明らかにした。

同プロジェクトを率いた米ボストン大学のリガ・メネニ教授は、「関係データの分析によると、中国は植樹造林と集約農業において巨大な貢献を作り出したことがわかった」と示した。

また、論文の主要著者である同大の博士、陳馳氏は、「2000年から2017年にかけて世界の緑化面積は5%増加した。中国はそのうちの約4分の1を占める」と述べた。

陳氏によると、中国が行った貢献のうち42%が植樹造林によるもので、32%が集約農業によるものだという。集約農業は同じ面積の土地でより多くの種類の農作物を栽培することを可能にし、北半球の大規模な植樹造林活動も人的要素の重要性を表した。例えば、中国では、人が管理する森林の面積の伸び率は自然に成長する森林の面積増加率より29%高いのだ。これも中国の生態文明建設と持続可能な発展への高度な重視を十分に示している。

リガ・メネニ教授は、「植樹造林において、中国の経験は他の国に良い手本を提供したと言えるだろう。技術の発展に伴い、中国は更に先進的な農業技術と管理方法を採用して持続可能な発展という目標を実現するかもしれない」と語った。

陳氏は、「緑の山は金と銀の山だ。中国のこういう理念は生態環境の保護およびグリーン発展の実現に重要な意義を持っている。中国は数多くの生態環境保護プロジェクトを実施し、森林面積の拡大に努めている。これらの措置は土地砂漠化や大気汚染の減少および気候変化への対応に有効的で、緑化面積の増加を大いに促進している」としている。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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