旧正月は家政婦も帰省、代替要員のあてもなく深刻な家政婦不足に―中国

Record China    2013年1月28日(月) 18時19分

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23日、中国の旧正月期間中は都市に家政婦として出稼ぎに来ている女性たちも皆帰省してしまい、代わりの家政婦が見つからない深刻な「家政婦不足」に見舞われる。写真は上海の家政婦紹介所で旧正月期間の予約をする人々。

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2013年1月23日、独紙ディ・ヴェルト電子版は中国の旧正月(春節、今年は2月10日)の帰省ラッシュを取り上げ、この期間中は都市に家政婦として出稼ぎに来ている女性たちも皆帰省してしまい、代わりの家政婦が見つからない深刻な「家政婦不足」に見舞われるだろうと伝えている。25日付で参考消息(電子版)が伝えた。

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関連部門の予測によると、今年の旧正月期間中、全国の道路の輸送旅客数は1日当たり述べ7700万人で、2012年より9%増加するとみられている。そのうち2000万人は主要都市の中産家庭で家政婦として働く女性だ。北京だけでも家政婦の数は50万人に上る。

大都市の市民にとって、家政婦として働く農村女性は今や必要不可欠なものとなっているが、この旧正月期間、彼女たちは少なくとも20日間は帰省してしまい、代替要員を探すのは絶望的状況だという。

中国語で「阿姨(アーイー)」と呼ばれる家政婦は、これまでは一般的に住み込みで家事育児を一手に引き受けていたが、大手紹介所によると、現在は買い物や炊事、または掃除・洗濯だけ、あるいは育児や高齢者の介護のみを担当するなど分業化が進んでいるという。(翻訳・編集/中原)

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