ファーウェイがつまずく中、サムスンが5Gシェア獲得狙う―米メディア

Record China    2019年2月17日(日) 14時20分

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15日、米自由アジア放送の中国語版サイトは、中国ファーウェイの機器が「安全でない」と警告を受ける中、韓国のサムスン電子が5Gネットワーク市場でのシェア獲得に向けて通信ネットワーク部門への投資を増やしていると報じた。資料写真。

2019年2月15日、米自由アジア放送(RFA)の中国語版サイトは、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の機器が「安全でない」と警告を受ける中、韓国のサムスン電子が5Gネットワーク市場でのシェア獲得に向けて通信ネットワーク部門への投資を増やしていると報じた。

記事によると、ロイター通信は15日、「ファーウェイがセキュリティ上の懸念に悩まされる中、サムスンの消息筋によると、同社は通信ネットワーク機器事業に資金を投入している。能力の高い管理職や多数の従業員を携帯電話部門からネットワーク部門へ異動させ、5Gモバイル技術およびその他の分野に3年間で220億ドル(約2兆4308億円)を投資する計画だ」と伝えた。

ロイター通信はまた、「サムスンの後継者の李在鎔(イ・ジェヨン)氏は、ハイレベルなエンジニアの募集で韓国政府に援助を求めている。5Gワイヤレスネットワークのトップサプライヤーとしての地位を確立し、マーケットリーダーであるファーウェイやエリクソンノキアとの大きなギャップを埋めるためのサムソンの取り組みに、潜在的な顧客が注目している」「ファーウェイから多くの機器を仕入れている仏通信大手オレンジも今年、サムスンと提携してフランスで5G試験を実施する予定だ」「サムスンがネットワーク機器に大きな力を注いでいることについて尋ねられたファーウェイは声明で、市場での競争を歓迎していると述べている」とも伝えているという。(翻訳・編集/柳川)

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