「3日も放置されてたの?」公明党・山口代表、習近平総書記と会談―中国版ツイッター

Record China    2013年1月25日(金) 16時44分

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25日午前、北京の人民大会堂で、公明党の山口那津男代表と中国の習近平共産党総書記が会談した。尖閣問題の棚上げ論については言及されていない。写真は人民大会堂。

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2013年1月25日午前、北京の人民大会堂で、公明党山口那津男代表と中国の習近平(シー・ジンピン)共産党総書記が会談した。習総書記が日本の与党代表と会談するのは昨年11月の就任以降、初となる。

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安倍晋三首相に託された親書を習総書記に手渡すという訪中の大きな目的を果たした山口代表。習総書記も「この特殊な情勢下での訪日を評価する」としている。山口代表は訪日前、尖閣問題の棚上げ論も示唆していたが、今回の会談では双方ともこれについて言及しなかった。両国関係の緊張については、「対話を通じて解決すべき」との見解で互いに一致している。

なお、25日午後時点で、中国各メディアは会談についてそれほど大きくは報じていない。国営通信社の新華社に至っては、2人が同日午前に人民大会堂で会談を行ったことと、山口代表が22日から訪中していることをわずか3行の記事で伝えただけである。

これについて“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでは、「安倍首相の親書には何が書いてあったのかな?国民に知らせてはくれないだろうか」「いかなる情緒もスタンスも切り口も感じさせない簡潔な記事。しかし、おもしろいのは最後の一文だな。22日に訪中して25日に会談って、つまり3日間も放置されてたってことだろ?」などの声が飛んでいた。

また、山口代表の訪中日程の終盤でこの会談が実現したことに関しては、「習総書記はいつも度量が大きい」「泰然とした大国の余裕」などとこれを評価する声が寄せられている。一方で、「単なる一政党の代表に対し、このような面子を与えることはないだろう」との意見や、「日中関係は変化が激しい。慎重に関係を守り、対応していかなければならないだろう。日本の政界にもこのようなわきまえた人物がいるならば、最上段に立つ指導者にも目を醒ましてもらいたいものだ」などの意見が出ていた。

なお、これに続いて日本からは、28日に村山富市元首相、加藤紘一元自民党幹事長らの訪中を控えている。(翻訳・編集/愛玉)

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