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2007年3月28日、安徽省でH5N1型高病原性鳥インフルエンザが原因で16歳の男性が死亡したことが明らかになった。
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2007年3月28日、衛生部は安徽省からの報告で、高病原性鳥インフルエンザが1例確認されたことを発表した。
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患者は16歳の男性で、3月17日に発病、熱や悪寒、全身のだるさなどを訴え、肺炎の兆候も見られたため、翌日から地元の病院に入院した。その後、病状は急速に悪化し、27日死亡した。
25日、同省疾病予防抑制センターがこの患者に対して行った検査で、鳥インフルエンザウイルスに陽性反応が出たため、鳥から人への感染が疑われ、27日の検査でH5N1型とわかり、人が鳥インフルエンザにかかった症例として報告された。しかしこの患者は病死した鳥との接触はなかったようだ。同省は緊急に患者の生活エリアの観察を続けているが、今のところ新たな患者は出ていない。(翻訳編集・WF)