ユニバーサルスタジオ北京に繋がる地下鉄2路線、トンネル工事が3月に終了へ―中国

人民網日本語版    2019年2月19日(火) 0時50分

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今年、北京副都心内の地下鉄2路線の延伸工事が終わり、開通する計画だ。写真はユニバーサルスタジオ駅。

今年、北京副都心内の地下鉄2路線の延伸工事が終わり、開通する計画だ。市軌道公司と、パン屋チェーン・好利来はこのほど、地下鉄・環球主題公園(ユニバーサルスタジオ)駅の工事現場で、工事関係者の労をねぎらうイベントを開催。屋根まで完成した同駅がついに公開された。市軌道公司の関連の責任者によると、7号線東延長線と八通線南延長線計画は3月末にトンネル工事が終わり、9月末には全線でテスト運行する計画だ。注目を集める環球主題公園駅は、鉄道駅のような構造で、夕方のラッシュ時には利用者4万人に対応できる能力を備える。北京日報が伝えた。

ユニバーサルスタジオ北京は、世界で6カ所目、アジアで3カ所目のユニバーサルスタジオで、アジア最大規模となる計画。開園後は年間来場者数3000万人を見込む。環球主題公園駅は、ユニバーサルスタジオが開園すると、朝と夕方のラッシュ時には1時間当たりの利用者が1万人以上になり、2030年ごろにはその数が3-4万人に増加すると予想されている。

市軌道公司の関連の責任者によると、環球主題公園駅は、グローバル特大型テーマパーク内に設置された初めての地下鉄駅だ。同駅の出入りの仕方は鉄道駅のようで、普通の地下鉄駅とは異なる。駅の南北には駅前広場が設置されている。駅がユニバーサルスタジオの中心に位置するため、駅から下りるとそこにユニバーサルスタジオに到着できることになる。

駅内には、改札口が400カ所以上設置され、開園後は帰宅するゲストが増える夕方のラッシュ時には、1時間当たり最高で4万人の利用者を見込む。工事を請け負う中鉄二局のプロジェクト責任者は、「すでに土木工事と鉄骨構造の工事が終了した。今後は壁の施工工事に入り、今年9月には完成する予定」と説明する。

環球主題公園駅などの駅の建設が進み、7号線東延長線と八通線南延長線の開通時期も見えてきた。

同2路線の地下鉄線も副都心を走る。うち、地下鉄7号線東延長線は、西の焦化廠駅から環球主題公園駅までで、全長16.6キロ。八通線南延長線は、西の土橋駅から環球主題公園駅までで、全長4.45キロだ。

前出市軌道公司責任者によると、現在、7号線の東延長線の9駅、八通線南延長線の主体構造が完成し、設備設置や内装工事の段階に入っている。その他、7号線東延長線の全線9区間のうち8区間のトンネル工事が終了。7号線東延長線と八通線南延長線は3月末に全線のトンネル工事が終了し、9月末には全線でテスト運行を行って、12月末に全線でテスト運営が始まる計画だ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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