伊藤忠商事社員の長期間拘束、中国外交部「法に基づき処理している」

Record China    2019年2月16日(土) 15時20分

拡大

人民網は15日、中国外交部の耿爽報道官が定例記者会見で、伊藤忠商事の社員が中国にて長期間拘束されているとの情報について質問を受けて回答したことを報じた。

中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は15日の定例記者会見で、伊藤忠商事の社員が中国にて長期間拘束されているとの情報について言及した。人民網が2019年2月15日付で報じた。

記事は、会見の中で記者が「伊藤忠商事の従業員1人が中国の安全当局に逮捕されたとの情報があるが、これは事実か。事実であれば、状況を教えてほしい」と質問したと伝えた。

耿報道官は「確かあなたがたは昨日も似たような質問をしましたね」と逆に質問。記者がうなずくと「わが国は中国の法律に反した嫌疑のある日本人に対して処置を行うとともに、日中領事協定の関連規定に基づき、日本側とコミュニケーションを保っている。事件の具体的な状況については、直接主管当局から情報を得てほしい」と説明した。

また「日本政府には、自国民が中国の法律法規を尊重し、中国で違法活動、犯罪活動を起こさないよう提起してもらいたい」と注文をつけた。

伊藤忠商事の40代社員が2018年2月から中国で身柄を拘束されているとの情報については14日の外交部定例記者会見でも質問が出されていたが、担当した華春瑩報道官は「その状況について把握していない。主管当局に聞いてほしい」とだけ回答していた。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携