「われわれは視野が狭すぎた」中国との合宿で体操男子日本代表が感じたこと―中国メディア

Record China    2019年2月16日(土) 13時20分

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15日、新浪体育は、中国との合同合宿を実施した体操男子日本代表が「われわれは視野が狭かった」として挙げた、中国が持つ2つの長所について紹介する記事を掲載した。

2019年2月15日、新浪体育は、中国との合同合宿を実施した体操男子日本代表が「われわれは視野が狭かった」として挙げた、中国が持つ2つの長所について紹介する記事を掲載した。

記事は「長年世界一流の地位を保ってきた日本の男子体操が変革期を迎えた。昨年の世界選手権で07年以来の金メダル0という屈辱を味わったのだ。団体も銅メダルに終わった。東京五輪での金メダルに黄信号がともったといえる状況において、先月末からの中国代表との初めての合同合宿は、日本の男子代表が変革するうえでの大きな参考になる」と紹介した。

一方で、今回の合宿は決して昨年の世界選手権で日本が中国に敗れたから実施することになったわけではないと説明。大会前の昨年7月の時点ですでに計画が立ち上がっており、ライバル同士である日中両国が「引き続き世界の体操界においてリーダーの地位を保つ」という点で認識が一致したことで、初の合同合宿が実現したと伝えている。

そのうえで、日本体操協会の水鳥寿思男子強化本部長が2週間の合同合宿を通じて感じた、中国代表のトレーニングにおける2つの優れた点を紹介した。

1つ目は、徹底的に基本のトレーニングを行うこと。技の正確性や柔軟性を高めるトレーニングを積み重ねることは、細かい動作のミスが大きな失点につながる現在の採点システムでは非常に重要だとし、中国代表がそのために採用しているユニークな練習方法を見た水鳥氏が「日本の視野は狭すぎると感じた」と語ったことを伝えた。

2つ目は、コーチが選手に対して非常に細かい指導をする点だ。日本はこれまで選手本人の感覚を重視し、選手の自主性に任せる部分が大きかったが、中国のコーチは選手に対し、1つの動作について何度も何度も細かく指導すると紹介。水鳥氏だけでなく選手たちもこの違いを感じており、水鳥氏が今度は中国のやり方に倣う考えを示したとしている。(翻訳・編集/川尻

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