米国で高いアジア系高齢者の自殺率、中国系住民の15%「自殺を試みたことがある」―米華字紙

Record China    2013年1月25日(金) 16時25分

拡大

23日、米国でアジア系高齢者の自殺率が高いことが明らかになった。ある調査では中国系住民の15%が「自殺を試みたことがある」と回答している。写真はニューヨーク5番街。

(1 / 7 枚)

2013年1月23日、米華字紙・僑報によると、米国へ働きに来る中国人は誰もが強い期待を抱いているが、実際には海外生活は誰にでも合うわけではなく、特に年配になるほど「老いた者のための国ではない」(映画「ノーカントリー」)の状態が耐え難いものになるようだ。

その他の写真

米国疾病管理予防センター(CDC)の統計によると、2004〜2007年に65歳以上のアジア系女性の自殺率は10万人当たり6.5人で他の人種を大きく上回っている。白人の高齢女性の自殺率は2番目に高いが、10万人当たり4.3人。

米国へ移り住んで長い時間がたっても孤独感や言語、文化、差別などの壁を感じ続けるケースは多く、うつ病にかかってしまう人や自殺してしまう人が後を絶たない。臨床心理学専門家が中国系の老人56人と非中国系の成人26人を調査したところ、アジア系の調査対象の15%が自殺を試みたことがあると回答した。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携