2019年2月14日、大学の芸術系学部の入試シーズンが今年もスタートし、コン・リー（鞏俐）やチャン・ツィイー（章子怡）といった人気スターを輩出した中央戯劇学院にも、中国全土から美男美女の受験者が集まっている。

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「芸考」と呼ばれる芸術系学部の入試が、今月12日にスタート。最難関校の1つ、北京市にある中央戯劇学院でも当日は受験生による長蛇の列ができ、集まった未来のスターの卵を中国メディアが伝えている。

中央戯劇学院が発表したデータによると、芸術系学部の計24学科で、今年の受験者数は6万7946人に。昨年より約1万5000人増えて過去最高となっている。

俳優・女優を育成する演技科では、受験者数は1万1441人に上り、合格者数の倍率は229倍に。今年、最も“狭き門”となっているのは番組司会者を養成する学科で、こちらは362倍と驚異的な数字になっている。

ロシア国立舞台芸術大学と学術協力している舞台劇科も人気が高く、こちらは217倍に。このほか、映画監督科や舞台美術科、ミュージカル科をはじめ、伝統芸術を学ぶ京劇科でも、軒並み受験者数を伸ばしている。（Mathilda）