ファーウェイは中国でアップルを倒すために愛国主義を必要としない―米メディア

Record China    2019年2月14日(木) 23時10分

拡大

14日、米テクノロジー系メディアのThe Vergeはこのほど、「ファーウェイは中国市場でアップルを倒すためにナショナリズムを必要としない」と指摘している。写真は中国国内のファーウェイの販売店。

2019年2月14日、中国メディアの網易科技は、米テクノロジー系メディアのThe Vergeがこのほど、「ファーウェイは中国市場でアップルを倒すためにナショナリズムを必要としない」と指摘していることを紹介した。

それによると、The Vergeの記事はまず、「英紙フィナンシャル・タイムズの先週の報道によると、中国の消費者の間でファーウェイの人気が高まり、スマートフォンの販売台数が急増している。次に購入したいスマホとしてファーウェイを挙げた人は33%に上る。スマホ販売店のスタッフからは『ファーウェイ製品を購入することは愛国の象徴だ』とのコメントも聞かれている」とした。

そして、ファーウェイの孟晩舟(モン・ワンジョウ)CFOが米政府の要請を受けたカナダ当局に逮捕されたことなどの「もめ事によって購買意欲が左右される消費者が中国にいるのは間違いない。中国だけでなく米国でも、人々はしばしば購入する商品の原産地に強い帰属意識を持つ。しかし愛国者がどのようにサポートしようとも、ファーウェイの中国市場でのパフォーマンスに大きな影響を与えることはないだろう」とした。

その上で、「ファーウェイはアップルやシャオミなどの競合他社から少なくないシェアを奪っている。ファーウェイが今や、大成功を収めているブランドであり、高度な技術力を持っているという認識なしには、同社について真剣な分析をすることは不可能だ」「ナショナリズムは中国におけるファーウェイの全体的なブランドイメージの向上に役立つかもしれない。だが競争力のある製品がなければ、ファーウェイが中国市場で2018年にこれほどの成功を収めることは不可能だ」「ファーウェイはその積極的な技術革新で、サムスン電子とアップルという世界のスマホ市場のトップ2に肩を並べている」などと指摘した。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携