携帯電話から東京五輪のメダル作成、金メダル必要量の9割以上を集める=中国ネットからは称賛の声

Record China    2019年2月10日(日) 23時30分

拡大

9日、中国の大手動画アプリ・梨視頻の微博アカウントは、リサイクル金属から五輪メダルを作る日本のプロジェクトが間もなく完成すると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2019年2月9日、中国の大手動画アプリ・梨視頻の微博アカウントは、リサイクル金属から五輪メダルを作る日本のプロジェクトが間もなく完成すると伝えた。

これは、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」のことで、2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会が、17年4月から全国で携帯電話や小型家電の回収を呼びかけていた。

動画では、「メダル作成に必要な金は30.3キロ、銀は4100キロ、銅は2700キロ」と紹介。「100台の携帯電話から約3グラムの金が取れる」とも伝え、「日本ではすでに4.8トンの小型家電と500万台の携帯電話が回収され、銅は必要量の100%、銀は85.4%、金は93.7%をすでに回収した」と紹介した。

これに対し、中国のネットユーザーから「この理念は素晴らしいと思う」「これこそ国が持つべき精神だ」「どんな国であろうと、これは称賛に値することだ」「これは日本にいいねを送る」など、称賛コメントが多く寄せられた。

また、「たぶん、日本の国民は素養が高いから回収の呼びかけに応じてこんなにもたくさんの携帯電話を差し出すのだと思う。中国ではみんなが売ろうとするのに」と、中国では同様のプロジェクトは難しいとの見方もあった。

他には、「携帯電話から本当に金が取れるのか」と驚くユーザーや、「資源の少ない国ならではの活路だな」との意見もあった。(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携