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2007年3月28日、行方不明となっていた小学生5年生のシエ・シャンちゃんが遺体となって発見された。
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2007年3月25日午後8時、失踪していた小学5年生の少女シエ・シャンちゃんが遺体となって発見された。警察の発表によると、シャンちゃんは25日午後3時ごろ、学校から帰宅後、親戚のおばさんの家の野菜畑で遊んでいたが、その後、姿が見えなくなり探しても見つからなかったため、同日午後5時に父親から捜索願が出されたという。
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遺体の発見場所は、最後に目撃された野菜畑から1500m離れた旧果樹園で、道路からわずか15mほど入ったところ。この道路は人通りも多く民家も多いため、この旧果樹園が犯行現場とは考えにくく、謎が多い。遺体には暴行を受けた形跡があり、首を絞められたことが原因による頚部骨折が死因とされる。発見当時、遺体はひざまずいたような奇妙な姿で放置されていた。
おとなしくてかわいらしく、みんなから愛されていたシャンちゃん。そんな彼女にこのような残酷な行いをした犯人を決して許すことはできないとして、犯人逮捕につながる有力な情報提供者には、深セン市政府が2万元(30万円)を懸賞金として与えるというビラが、町の至るところに貼られている。これまでに、見かけない男がシャンちゃんと野菜畑の付近で話をしていたという目撃情報も寄せられているが、懸賞金が与えられるほどの有力な情報はまだない。(翻訳・編集/本郷智子)